導入事例

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様の導入事例 - クラウド型健康管理システムなら【Growbase】

作成者: Growbase編集部|Jun 12, 2024 8:44:45 AM

会社の統合で健診に関する膨大なデータの管理が必須に。
そこから積極的にGrowbaseを活用するようになりました。

 

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称CTC)
URL:https://www.ctc-g.co.jp/
業種 コンピュータ・ネットワークシステムの販売・保守、ソフトウェア受託開発、情報処理サービス、科学・工学系情報サービス、サポート、その他
従業員数(連結) 1万400名(2023年11月1日現在)
導入効果
  • 健診未予約者へのスムーズなアプローチ
  • 予約枠機能の活用
  • 労働安全衛生法に基づく保健指導のオンライン化

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
人事総務室
人事部 健康支援室 課長
三平 暁弘 様

 

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
人事総務室
人事部 健康支援室 看護師
安永 純子 様

 

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
人事総務室
人事部 健康支援室 看護師
永井 貴子 様

 

   

 

健診の予約枠機能や健診未予約者へのアプローチ、労働安全衛生法に基づく保健指導のオンライン化など、便利な機能を活用して作業効率が向上しました。

――御社には、CRCソリューションズとの統合前、2003年よりGrowbaseを導入していただいております。

三平 暁弘 さん(人事総務室 人事部 健康支援室 課長) CRCソリューションズと統合したのは、2006年。当時、グループ会社を含め、伊藤忠テクノソリューションズには3,400名、CRCソリューションズには2,300名の社員がいました。健診結果は紙で受領し、受診日や医療機関を管理していたのはExcelです。また、CRCソリューションズでは全員分の個人カルテを作成して、健診結果と事後措置記録を添付して保存していました。一方、伊藤忠テクノソリューションズは統合前からGrowbaseを導入していましたが、健康管理システムのメリットを理解してはいたものの、移行への負担もあり、先延ばしに。二社の統合による社員数の増加と産業保健スタッフ体制の強化がGrowbase活用のきっかけとなり、現在に至っています。

――Growbaseを導入して、良かった点について教えてください。


安永 純子 さん(人事総務室 人事部 健康支援室 看護師) 統合前のCRCソリューションズは、看護師2名で2,300名分の膨大な紙カルテを管理していて、作業負担が大きかったと聞いています。それが、統合後、Growbaseを活用してからは、データで一元管理ができるようになりました。

さまざまな医療機関で健診を受けると、医療機関によって判定基準が異なりますが、Growbaseは当社独自の基準値を適用できるので、全社員が統一の判定に。結果判定を見れば、すぐに事後措置の対象者が分かります。産業医や看護師が対象者と面談を行う際も、Growbaseなら個人の経年の健診結果が確認できますし、作業効率はぐんと上がりましたね。

三平さん  当社は毎年4~9月までと、健診に受診期限を設けているのですが、なかなか健診予約をしない社員にはGrowbaseからメールで受診勧奨できます。Growbaseはメール機能が充実していて、未予約者に一斉メールができるので便利ですね。宛先には社員番号をコピー&ペーストするだけですし、メールのCCに部長を入れられるのも受診勧奨には効果的だと思っています。

安永さん  看護師としては、健診結果から欲しいデータをすぐに抽出できるところにメリットを感じています。例えば、年齢や性別を簡単に選択できますし、会社別・事業グループ別、数値や結果判定、キーワードで抽出することも。ストレスチェックのデータ集計や分析、労基報告書の作成にも役立っています。

――特に便利だと感じるのは、どのような機能でしょうか?


三平さん 非常に助かったのは、予約枠機能ですね。会場や日時、時間帯、予約枠数などを管理者側で設定して、社員がGrowbaseの画面上で予約できるという機能です。新型コロナワクチンの職域接種の際に初めて導入したのですが、大変重宝しました。

予約管理はすべてGrowbaseでできましたし、もともと個人の健診データがGrowbaseで管理されていることもあり、本人確認もスムーズ。今年は、インフルエンザワクチンの予約にも、この機能が重宝しました。

安永さん コロナ禍を経て、労働安全衛生法に基づく保健指導がオンライン中心になり、よりGrowbaseの良さを実感しています。Growbaseは経年でデータを画面に表示できるので、オンラインで画面共有すれば、社員と産業医、どちらもデータを見ながら面談ができます。データが可視化できると説得力が増しますし、社員の健康意識も高まるのではないでしょうか。

 

いずれは、Growbaseを活用して
個人の日々の運動量や睡眠時間の可視化など
パーソナルヘルスレコードに力を入れていきたい。

――2017年には、ネットワーク健診サービスも導入していただきました。

三平さん 2017年、CTCグループ健康保険組合が設立されました。それまでは別の健康保険組合に加入していて、都内勤務の社員は基本的に東京にある2カ所の健診センターで受診していました。それが、自社の健康保険組合ができたことで受診できる医療機関がなくなってしまった。そのタイミングで、提携医療機関の中から個人で選んで受診できる、ネットワーク健診サービスを導入しました。

安永さん Growbaseとネットワーク健診サービスは、同じウェルネス・コミュニケーションズのサービスで親和性は高いですし、健診結果をスムーズにGrowbaseに取り込んでいただけるので助かります。

三平さん CTCグループ健康保険組合では、40歳以上になると3歳刻みで、がん総合検診を無料で受けることができます。がん検診の場合、ネットワーク健診サービスの提携医療機関外なので、本来であれば問診結果がGrowbaseに連携されません。問診結果がない分は欠損データとなってしまい、将来的に分析する際、ミスリードしかねないと懸念していましたが、がん検診の結果も取り込んでもらえると知り、安心しました。特定健診XMLデータの取込にも対応していただけるのは嬉しいですね。

――今後、Growbaseに期待したい機能やサービスをありますか?

三平さん まだ夢物語かもしれませんが、パーソナルヘルスレコードの活用は、社員の健康管理に役立つのではないかと考えています。事業主として、健診や事後措置は対応しますが、それだけでは決して十分とは言えません。例えば、日々の運動量や睡眠時間など、行動履歴を一元管理して可視化すると、社員の健康意識も高まるのではないでしょうか。もちろん社員の同意も必要で、ハードルは高いと思いますが、健康管理につながるようなサービスを期待しています。

――本日は、ありがとうございました。