健康診断前日のルールとは?食事・飲酒・タバコはいつからNG?

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健康診断は、現状の健康状態を確認するために年に1回以上、定期的に実施されるものです。「普段の生活」がどのように健康に影響しているのかを知る検査ではありますが、健康診断の前日には、「普段の生活と異なる」遵守するべきルールがあります。そのルールを破ってしまうと、正確な数値が出せず、再検査が必要となることもあるのです。

本記事では、健康診断前日は何時までに食事をすればいいのか、どれくらいの時間禁煙していればいいのか、また、前日に禁酒する必要があるのかなどのルールをご紹介していきます。健康診断を翌日に控えるご本人だけでなく、健康経営を推進していきたい企業の人事・総務部の方、新しく人事・総務部に着任された方も、ご参考にご一読ください。

健康診断前日の食事のルール

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健康診断前日も、通常通りに朝食・昼食・夕食は摂って構いません。ですが、食事を摂る時間や食事内容については、受診する医療機関や受診時間、検査内容により多少の制限が存在します。人事・総務部の方は、従業員へあらかじめ医療機関のルールを確認して遵守するように伝えておきましょう。

なぜ前日に食事制限をする必要があるのか

健康診断の「空腹時血糖」「中性脂肪」は、食事と非常に強い関連があります。

受診する医療機関や受診時間、検査内容によりルールが異なりますので、受診前にしっかり確認しましょう。

夕食や朝食は何時間前から控えるべきか

健康診断の受診時間が午前であっても午後であっても、前日の21時までに食事を済ませておきましょう。また、消化の悪いものや脂肪分・糖分・食物繊維を含んでいないものを摂るよう勧めましょう。

サプリメントの服用も食事と同様に、前日から控えるよう伝えておきましょう。また、従業員の中で常に飲んでいる薬があるという方がいれば、事前に主治医や受診する医療機関へ相談しておくように伝えておきましょう。

健康診断前日に飲酒を控えるべき理由と飲酒のルール

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お酒を飲んでしまうと、肝機能や脂質代謝に影響が及びますので、当日はもちろん前日の飲酒は控えるか、21時までに済ませるように伝えておきましょう。ただし、受診する医療機関や受診時間、検査内容により違いがありますので、医療機関のルールを確認して遵守するように伝えておきましょう。

健康診断前日にタバコを控えるべき理由とタバコのルール

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健康診断前にタバコを吸うと、血圧が上がる可能性があります。また、胃部X線検査がある場合、喫煙によって胃が活発に動き、飲んだバリウムが通常より速く胃から腸に押し出されて、X線画像がきちんと撮れない可能性があります。

そのため、健康診断までは喫煙を控えてください。前日や検査前にタバコを控えるべき理由も含め、しっかり通達しておきましょう。

健康診断前日はしっかり体調管理を

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健康診断は、体調が整っている状態で受けるのが良いでしょう。前日は早めに布団に入り、充分な睡眠時間を確保してもらいましょう。

健康診断前日に生理になっても健診は受けられる

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生理中でも健康診断は受けられますが、子宮がん検診は受けられません。また、尿や便に血液が混ざり、尿検査や大腸がん検査で「陽性」と判定されてしまう場合があります。

医療機関によって異なりますが、尿や便のみを後日提出することも可能です。女性社員から相談があった場合は、医療機関へ相談するようにしてください。日程を調整できるのであれば、生理終了後に改めて予約を入れるとスムーズに検査ができておすすめです。

うっかりルールを破ってしまったら

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健康診断を控えている従業員の中には、「間違って朝食を摂ってしまった」「ついいつも通りタバコを吸ってしまった」など、うっかりNG行動を取ってしまった人もいるかもしれません。NG行動を隠したまま検査を受けてしまうと、数値に影響が出たり、検査に支障をきたしたりして再検査を余儀なくされることもあります。

前日のルールを破ってしまった場合はごまかさず、「何時に食事を摂ったか」「どのくらいお酒を飲んでしまったか」「何本タバコを吸ったか」など、正直に医療機関に申告してもらうよう呼びかけておきましょう。

健康診断結果の管理について

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健康診断前日の食事や飲酒、喫煙、睡眠などのルールを守れば、「現在」の正確な身体情報が分かります。今の身体の状態を把握することは、自分自身あるいは従業員の健康管理のために非常に大切です。しかし、健康管理というのは一時的なものではなく、長期に渡って行う必要があります。

その年の健康診断結果を知るだけでは不充分で、例年の健康診断結果の推移も含めて管理しなくてはなりません。とはいえ、会社で毎年健康診断を受けていても、健康診断の結果の推移や数値の詳細を覚えている人は少ないでしょう。会社としても多くの従業員を抱えれば抱えるほど、年々更新されていく健康診断結果を簡潔に一元管理することは難しいものです。

そこでおすすめなのが、会社と従業員の健康をサポートする健康クラウドサービス「ヘルスサポートシステム」です。ヘルスサポートシステムでは、健康診断結果・ストレスチェックデータ・就労データ・面談記録などの従業員の健康情報をペーパーレスで一元管理できます。

上司が部下の健診受診状況やストレスチェックの回答状況、就労データ、特殊業務歴を確認したり、再検査などの受診勧奨対象者を特定したりすることができ、部下への受診フォローや残業防止などといったサポートが可能です。健康経営の促進にも繋がります。

従業員用マイページが充実しているヘルスサポートシステムを利用すれば、従業員本人もまた、自身の健康診断結果を簡単にチェックでき、自分自身の健康を見つめ直す機会ができます。さらに、健康診断結果は過去分も含めてまとめてPDFでの出力が可能です。住宅ローンや生命保険加入時の手続きなどで必要なときにも、スピーディーに用意できます。

仕事は、従業員一人一人の体が資本です。従業員の健康管理を効率的に行えるよう、データでの健診結果保管を始めてみませんか。

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まとめ

健康診断は、個人個人の健康状態を正確にチェックするものであるため、前日もしくはそれ以前からのNG行動は極力控えていただくべきです。健康診断前だからと極端な食事制限や激しい運動でダイエットに追い込みをかけたり、逆に「これがいつもの生活だ」と開き直ったりするのはおすすめできません。

新しく人事・総務部に着任された従業員の方は、ぜひこの記事をご参考に注意を促してください。従業員の健康状態に問題はないのか、今後従業員がどのような生活を送るべきなのか。その課題と向き合う年1回の貴重な機会を、有意義なものにしていきましょう。

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執筆者:HSS編集部

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